第4章《レゲェ3兄弟!!》

ども、らす太くんです。
レゲェ講座もついに第4章まで、やってきました。

いままでの第3章までで、リズムの基本は大体お解りいただけました?
「う〜ん、まだよくわかりましぇん(;_;)」という方は、
『BuBuBuBBS』に質問内容とメールアドレスを明記してカキコしてください。
直接、ご指導いたします。

さて、この章ではレゲェのバリエーションについて、お勉強してください。
バリエーションといっても、実はメチャクチャいっぱいあるのですが、
ここで紹介するのは、1970年代初めに頭角を現した、
ルーツ・レゲェと呼ばれるものです。

この、ルーツ・レゲェから現在に至るまで、
いろいろなリズム・パターンが派生してきました。
つまりルーツですから、"レゲェの根源"なのです。(そのままや)

まず、ルーツ・レゲェには、3つのバリエーションがあります。
レゲェ3兄弟なのです。その3兄弟とは、
長男 2DROP(ツードロップ/通称つーどろ)
次男 1DROP(ワンドロップ/通称わんどろ)
三男 4DROP(フォードロップ/通称ふぉーどろ)
の3つです。
ここで、例題曲を挙げましょう。
そうですねぇ、アカデミックな内容ですから、
モーツァルトの『ピアノと管弦楽のための協奏曲第21番』でいってみましょ。
[EX-1]の原曲を聴いて下さい。
演奏は、『ウィーン・フィルハーモニー楽団』です。(うそだ)

[EX-1]


いかがですか?綺麗なメロディーですねぇ。
さすが天才モーツァルト!!(感心しとる場合やない)
この曲の楽器編成は、ピアノと管弦楽ですから、打楽器はいません。
しかし、コントラバス(低音の巨大ヴァイオリン)が、
ピチカート(弓を使わず、指で弦を弾く)で、"タン・タン・タン・ウン"と
4拍子のタイミングでリズムを刻んでいます。
テンポは"andante"(アンダンテ)ですから、"歩くような速さ"です。
"Tempo=50"くらいですかね。(これは1分間に4分音符を50回刻むということです。)
これを、2拍目と4拍目にアクセントをつけて(アフタービートですよ!)
ちょっと、テンポを早くしてみましょう。"Tempo=90"くらい。
演奏の編成は、ドラム、ベース、ピアノ、ギターの4リズムに、
オルガン、ブラスセクション、パーカッション、もうひとつギターの
ウワモノを乗っけた、典型的なレゲェ・バンド編成です。
[EX-2]を聴いて下さい。
演奏は『らす太&フエイラーズ』です。(また、うそだ)

[EX-2]


おぉ、二百年前のポピュラーソングが、見事に甦りましたね。
ドラム譜[Score-1]を見てください。

[Score-1]


ハイハット・シンバルがイーブンの8分音符で細かいリズムを刻み、
2拍目と4拍目にバスドラとリムショットを入れて、アクセントをつけています。
(厳密には、1拍目ウラと3拍めウラにオープン・ハイハットをいれています。
 譜面に書けなかったんで・・・(^^;) このリズムが、
チッチーッチー チッチーッチー』に聞こえますか?
赤いところが2拍目と4拍目です。
いっちーっいー さっんーっいー』ですよね。
これが、2DROPです。
つまり、1小節に2回(2拍目&4拍目)にアクセントをつけます。
第1章のスカからレゲェに進化したパターンと同じです。

では、次はちょっとややこしいですよ。
先ほど、8分音符で刻んでいた、細かいリズムをさらに細かくします。
8分音符を"2:1"で割った、シャッフルにします。
4分音符の半分の8分音符のシャッフルですから、
ハーフ・シャッフルといいます。
そして、今度はテンポをグッと落としてみましょう。
"Tempo=64"くらいです。では[EX-3]を聴いて下さい。
演奏は再度『らす太&フエイラーズ』です。(くどい)

[EX-3]


おっ?[EX-2]のタイトな感じから、かなりルーズになりましたねぇ。
ドラム譜[Score-2]を見てください。

[Score-2]


チッキチッキッキチッキ チッキチッキッキチッキ』に聞こえますか?

さて、ここからがミソです。
この8分音符1つ分="チッキ"をですね、
4分音符に置き換えてみましょう。
テンポをバイテン(駅の…ではなく、倍速テンポです。)
にすれば、同じリズムですね。
ドラム譜[Score-3]を見てください。

[Score-3]


どうです?するとこれは3拍目にアクセントがくることになります。
いっちにっいっんしっい いっちにっいっんしっい』ですね。
1小節にアクセント1つですから、これが 1DROPです。
まぁ、これは拍子=4分音符をどのようにとるかの違いなのですが、
プレイヤー(演奏者)のノリに大きく左右されますね。

次に、この1DROPを過激?にしてみましょう。[EX-4]を聴いて下さい。
演奏はまたまた『らす太&フエイラーズ』です。(いい加減にせい!!)

[EX-4]


どうですか?なんか、リズムがやけに激しく躍動してませんか?
ドラム譜[Score-4]を見てください。

[Score-4]


なんと、4拍ともバスドラを踏んでいます!
ッチッチッチッチ』ですね。
っちっいっんっい』ですから、
4拍ともアクセントにしちゃいましょう。
これが、4DROPです。

2DROP"つーどろ"はとてもソフトな感じがしますね。
1DROP"わんどろ"はルーズな感じがたまらないっ!!
4DROP"ふぉーどろ"は、なんといっても躍動感ですね。
『強拍(バスドラを踏む)をどのタイミングにもってくるか』で
こんなに感じが違っちゃうんですね。
"レゲェ3兄弟"それぞれ個性がありますよねぇ。
皆さんは、どいつがお気に召しましたか?

ってな具合に、3種類のリズムバリエーションを紹介しましたが、
"つーどろ"でハネたり、"わんどろ"や"ふぉーどろ"でも、
ハネたり、イーブンだったり、曲によって、
さらにバリエーションを広がりを見い出すことができます。

レゲェのリズムの基本をおさえたところで、
次の章では…う〜ん、どうしましょ。考えときます。
んじゃ、また。




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