第1章《レゲェって何?》

う〜ん、何でしょう。(いきなりアヤシイ)
漠然と”何?”と問いかけられても困るのですが、
まぁ、リズムの形態ですね。(ホントかよ!!)
この独特なリズム形態のルーツをさかのぼると、
やはり、リズム&ブルースが根底にありますね。

19世紀半ばアメリカ南部の奴隷黒人たちが作り出した
ブルースという形態が、1950年代から60年代頃に
リズム&ブルースという黒人ポピュラー音楽が確立してきます。
ブルースの流れをくみ、ジャズやゴスペルといった要素が含まれきます。
のちに、これがだんだんと洗練されていって、
ロックンロールや、ソウル、ファンクなどに、
進化していくのですが、ジャマイカの黒人たちによって、
また別の進化の道をたどっていくのが、レゲェです。
1970年代初め頃から、アメリカやイギリスで、広まっていきます。

まず、[EX-1]を聞いてみてください。
ドラム、ベース、ピアノ、ギターの4リズムの伴奏です。

[EX-1]


どうですか?典型的なブルースのパターンですね。
このベースのフレーズは、聞いたことがありませんか?
どっかで、耳にしたことがあると思います。
譜面にしてみましょう。

[Score-1]


シャッフルのリズムです。
この、♪”ズン、ズン、 ズン、タ〜・・・”
というフレーズのの部分。
拍のウラにあたるところ(譜面のor)を
おもいっきり、強調して、テンポを速くします。
それから、シャッフルをイーブンの8分音符にしてみます。
[EX-2]を聞いてみてください。

[EX-2]


どうです?メチャクチャ明るくなったでしょ。
これが、"スカ"とか"スカ・ビート"と呼ばれるものです。
譜面を見て下さい。

[Score-2]


ね、テンポが速くなっても、しっかりウラのアクセントがついてるでしょ。
(譜面のorの部分です。)

この"スカ"をさらに進化させます。
早いテンポを、グッと落として、
2拍目と4拍目に強烈なアクセントをつけます。
すると、どうでしょう。[EX-3]を聞いてください。

[EX-3]


きもちいぃ〜っ!!
これで、めでたくレゲェに進化しました。
今度はドラム譜を見てください。

[Score-3]


なんと、2拍目と4拍目にバスドラを踏んでいます。
この、アフタービート(強拍ではない弱拍にアクセントをつける)が
レゲェのリズムを作り出しています。

というように、(リズム&ブルース→スカ→レゲェ)という
遍歴をたどってきたんですけど、
ホントは、こんな単純じゃなくて、いろいろなリズムの要素が
からみあって、現在に至るわけですが、
やはり、基本となるのはアフタービートです。
第2章では、そのアフタービートがどのように多様化して
レゲェのバリエーションが出来上がっていくのかを
ご紹介していきたいと思います。
ではまた。





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